HISTORY

井之頭学園 建学の精神

すなわち、教育とは、
他人の知識の注入ではなく
その人の個性の発展である。

創立者 藤村トヨ

創立者 藤村トヨ

藤村トヨは、本学園の創立者というだけでなく、わが国における女子体育のパイオニアであり、女子教育近代化の先駆となった女性です。明治36年、女性として国内二人目の体育教員となり、東京女子体操音楽学校(現東京女子体育大学)に入職。大正10年には、同校校長として、武蔵野村吉祥寺に新校舎を開校しました。当時の吉祥寺はまだ田舎の村であり、トヨは、緑豊かで水に恵まれたこの地を、理想の教育の地として選びました。

井之頭学園 略年譜

1932年
井之頭学園開学
1948年
新制中学校を併設
2022年
創立90周年記念式典開催
2027年
吉祥寺湧水中学校・高等学校へ校名変更・共学化(変更予定)

校名の由来

「湧水(ゆうすい)」とは、地中にしみ込んだ雨や雪解け水が、地表に自然に湧き出てくる最もピュアな水のことです。そもそも、本校の学園名でもある井之頭とは、「水源となる清らかな水が湧く井戸のあたま」という意味を持つ地名であり、この地に、江戸時代、世界最大の大都市「江戸」の暮らしを支えた神田川の水源(井の頭池)があることに因んでいます。また、「湧く」という言葉は、「アイデアが湧く」「勇気が湧く」など、人の心の根幹である「想い」や「力」が自然に出る状態を指す言葉です。ちなみに、ワクワクも「湧く」から生じた言葉です。
こうした観点から、新校名は、すべての生徒、そして本校に関わる全ての人々が、この地から、自ら湧き出づる力を備えてワクワクと羽ばたいて活躍する姿を、未来に向けてあまねく表すものです。

継承と多様性の色

吉祥寺湧水中学校・高等学校のブランドカラーは、「紫」と「水色」という二つの精神から生まれました。紫は前身・藤村女子中学校・高等学校の歴史と誇りを象徴する色。水色は新校名「湧水」を体現する、透明でしなやかな精神を表す色です。継承(紫)と多様性(水色)という二つの価値を重ね合わせ、その調和から導き出された統合的な色がYUSUIロイヤルブルー。知性と品位を備え、共学化を迎える本校の新たな象徴となるブランドカラーです。